腰痛 〜東洋医学の視点から〜

query_builder 2022/10/27
東洋医学
護王神社

年明けに初詣で行った、

足腰の守護神を祀る『護王神社』。

まだロン毛の時代…(^_^;)


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腰痛。


整骨院や鍼灸院に通う方の多くは、

この症状をお持ちの方は多いのではないでしょうか?


一概に腰痛といえども、様々な原因が考えられますよね。


西洋医学的に言えば…

・腰椎ヘルニア

・腰椎分離症(腰椎すべり症)

・脊柱菅狭窄症…etc


その他、骨格的なものが原因で慢性的に腰痛があるだとか、

椎骨がすり減って…とか、診断されることもあるそうな(笑)


そういった”形態的に”異常が生じるものもあるわけですが…

それは結果論であって、その過程を重視するのが東洋医学なのです。


なぜ、痛みが出るようになってしまったのか?

なぜ、そのような異常が生じないといけなかったのか?


”そもそも”を踏まえるわけなのですよね。


形態的に異常があっても痛みが出ない人も数多くいます。


なぜなら、異常がある中でも人体がバランスを取ろうとするからです。


仮に…

”症状は全く無いのに、レントゲンで形態的に異常が見つかった”

としましょう。


これって、問題なのでしょうか?


ここを問題とするか、しないかが

東洋医学と西洋医学の大きな違いだとも思っています。



少し話が反れましたが…(大事なことなのですけどね!)


まぁ、同じ病名・診断名が付いても

原因は人それぞれである、ということが言いたかったのです。


あくまでも東洋医学では西洋医学での診断名は参考程度の材料です。

治療処置を決定づけるものではありません。

(腰痛だからといってとりあえず腰に鍼、お灸…

というような施術をするところは私は東洋医学とは認めませんし、相手にもしません。笑)



同じ腰痛でも…痛み方、部位、増悪緩解条件をはじめ、

生活環境、体質なんかも人それぞれなわけですから

初回にはしっかりお話を聴かせていただき、

その上で東洋医学的なふるいにかけて弁別し、治療方針を決定します。


同じ症状でも治療方針・部位は異なるわけです。


これを『同病異治(どうびょういち)』と言ったりします。



…しかし今では、西洋医学でも

「痛みの原因はストレスだ」というようなことも増えてきています。


歴史的に捉えると…

東洋医学は2000~3000年の歴史を誇り、

西洋医学はわずが300~400年といったところでしょう。


これはまさに、

西洋医学が東洋医学にやっと追いついてきた

ということを示しているともいえるでしょう。



続く…







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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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