腰痛 〜東洋医学の視点から〜 その3

query_builder 2022/11/06
東洋医学体質改善
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Photo→『心斎橋 麓鳴舘』さん


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前々回は主に東洋医学と西洋医学の異なる点について、

前回は腰の東洋医学視点での位置づけについて綴りました。


前々回投稿はこちら→腰痛 〜東洋医学の視点から〜

前回投稿はこちら→腰痛 〜東洋医学の視点から〜 その2


腰は身体の要であり、東洋医学では腎の蔵と関係が深く、

下半身全体に関与することは前回お伝えしました。


腎の蔵は先天的エネルギーを蓄えているわけですが、

これが枯渇することで所謂、老化現象が起こってきます。


そのほか、五臓はそれぞれとある器官を主り、営養しているわけですが

腎の蔵は

『骨、髄、脳、歯、耳、髪…』などに関与しております。

これ、よくみると全部老化に関与するところですよね。

また、”骨”に深く関わるわけですから、腎が弱ると

骨と骨のつなぎ目→”関節”の不調にもつながってくるわけです。


何となく…わかってきましたでしょうか?


そう、腎が弱るがゆえに営養不良となり

加齢が起こり、腰痛や膝痛が起こる…

というようなことになるのですね。


ですから…

このメカニズムで出ている腰痛を始めとした関節痛なの出れば、

腎をフォローアップするような施術が効果的になる。


膝が痛いから膝に、腰が痛いから腰に…ではなくて

もともと養うパワーが弱っているわけですから、

その、根本的な腎の蔵の問題を改善させて

”痛みが出ない身体を作る”ようにもっていくのです。

体質改善ってやつですね。



これがまさに東洋医学の真髄であり、

”治未病(未病を治す)”ということなのですね!



その場しのぎで処置することも時には必要かもしれません。

しかし、長期的に考えて根本の原因にアプローチすることで、

一つの症状だけではなく、芋づる式に他の症状も改善することがよくあります。


例えばここでいう腎の蔵であれば…

腰痛で通っていたのに、腰はもちろんのこと…

耳鳴りもなくなった!

髪にコシが出てきた!

若くなったと言われた!


などなど…

腎の関与する器官に変化が生じてくるわけです。


一石二鳥どころか三鳥、四鳥…なわけですね!


お得お得のバーゲンセールです。笑



表面上だけではなく、

中からしっかり体質改善していきましょう。



続く…



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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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