自律神経≒肝の蔵 東洋医学の概念で考える春の病証
もう4月も中旬。
早いものですね。
それにしても、まだ4月だというのに
全国各地で25℃を超える「夏日」なんて日もあったり…(^^;;
そして私はというと…
一足…
どころか二足くらい早く、すでに夏を先取り。
走り回っているうちに、
だいぶこんがり黒くなってきました(゚∀゚)
桜が散るのとほぼ同時に、
私の皮膚もめくれてヒラヒラと……笑
五臓六腑と季節の関係
さてさて、ここからが本題です。
東洋医学には五臓六腑という考え方があります。
よく「五臓六腑に染み渡る〜」
なんて言いますよね。
- 五臓:肝・心・脾・肺・腎
- 六腑:胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦
これらはそれぞれ「五行」という属性と、季節に対応づけられています。
- 属性:木・火・土・金・水
- 季節:春・夏・土用・秋・冬
という感じです。
今は「春」。
春は肝の季節であり、属性は木に配当されます。
【肝と自律神経の“似ているところ”】
以前もお話ししましたが、
東洋医学でいう肝には、気を巡らせる(疏泄=そせつ)働き があります。
この「全身のめぐりを調整する」というイメージは、
現代医学でいう自律神経系の働きと近いところがあります。
さらに、春は「芽生え」の季節。
木が上へ上へと伸びていくように、身体のなかでも気が上に昇りやすいシーズンです。
そのため春は、
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 肩こり
- 花粉症の悪化
といった、上半身に出やすい症状が目立ちやすくなります。
そこに、環境の変化による「見えないストレス」も重なって、
- イライラしやすい
- 気分が落ち着かない
- なんだかソワソワする
といった、メンタル面の揺らぎも起こりやすい時期です。
【今年のような「寒暖差の春」は、余計にこじらせやすい】
しかも今年は、
暑いくらいの日がある
と思ったら急に冷え込む
この寒暖差を行ったり来たり…
という日が多く、その分、自律神経(=肝)の負担が大きくなりやすい春でした。
実際に臨床でも、
「なんとなく調子が上がってこない」
「頭がぼーっとする」
「めまい・頭痛・肩こりが続いている」
といった訴えが増えている印象です。
【「病になってから」ではなく「未然に防ぐ」という発想】
何度もお伝えしていますが、
こういった季節の変化に身体が振り回されないためには、日頃からの体調管理がとても大事です。
東洋医学には
“未病を治す”=病になる前の段階で整える
という考え方があります。
症状が出てから慌てて対処するのではなく、
「あ、春先にこうなりやすいタイプなんだな」
と自分の特徴を知ったうえで、
早め早めにバランスを整えておく
というイメージです。
【メンテナンスとしての鍼灸+日常の養生】
当院では、
”不調が強く出ていなくても、メンテナンスとして月に2回ほど鍼灸施術を受けておくこと”
をおすすめしています。
- 肝(自律神経)のはたらきを整える
- 気血のめぐりをスムーズにする
- その人の体質に合わせて、季節の変化に対応しやすい身体づくりをする
こういった観点で、春の鍼灸はとても相性が良い季節です。
そして、日常レベルでは適度な運動も大切。
ランニングなど激しいものでなくてもOK。
まずは「お散歩」を習慣にしてみましょう。
目安としては、
理想は60分、最低でも30分は歩いてほしいところです。
歩きながら、
- 呼吸を整える
- 景色や風を感じる
- 頭の中を少し空っぽにする
これだけでも、肝(自律神経)の負担をふっと軽くしてくれます。
【おわりに】
体質改善をして、季節の変わり目にも振り回されにくい身体をつくっておくと、一年を通してずいぶん過ごしやすくなります。
私のように、肌真っ黒になる必要はまったくありませんが( ´_ゝ`)笑
- 春になると毎年同じ不調が出てくる
- 自律神経の乱れと言われて不安になっている
- 「肝」の季節にどう過ごしたらいいか知りたい
そんな方は、一度東洋医学の視点からからだを見直してみませんか?
ん〜…
黒い!!!
鍼灸 縁庵
住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402
電話番号:090-3890-4915
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