梅雨と“湿気”とカラダの話 〜脾と運動のススメ〜

query_builder 2022/06/10
茨木_鍼灸東洋医学自律神経
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関西での今年の梅雨入りは、

当初は平年通りの「6月6日ごろ」と言われていましたが、

どんどん「遅れる、遅れる」と予想が変わり、

いまでは6月中旬ごろとされています。


梅雨に入るといよいよ

ジメジメと湿気のいや〜な時季…(^_^;)


洗濯物は外に干せない

→ 部屋干し → 室内までジメジメ。


主婦(主夫)の方にとっては、

地味にストレスポイントを突いてきますよね…。

それだけで気分が下がってしまう、という方も多いと思います。



「湿気」と深い関係にある五臓は【脾】

このイヤ〜な湿気、

東洋医学では【脾】と深く関係します。


「脾は湿を悪む(にくむ)」と言われるように、

脾は湿気(湿邪)の影響を受けやすい臓なんです。

東洋医学でいう「脾」は、ざっくり言うと消化器系とその働きに近いイメージです。


ここが弱ってしまうと、


  • お腹が張る・痛む
  • 下痢や軟便、逆に便秘
  • 食欲が出ない


といった症状が出やすくなります。


また、湿には

“重くて濁りやすい(重濁:じゅうだく)”という性質があるため、


  • 雨の日になると身体が重い
  • 頭がぼーっとする・重だるい
  • 肩こりや頭痛がいつもよりきつい


といった症状にもつながりやすいと考えられます。


さらに「湿の停滞」は、 むくみの原因にもなります。



【内側の“湿”と外側の“湿”は、お互いに引き合う】

湿邪を含めた「邪気」は、からだの内側の状態と、

外からの影響が“響き合いやすい” という特徴があります。


つまり――

  • 頃から油っこいものや甘いものが多い
  • 清涼飲料水やアルコールなども含め、水分を必要以上に摂りがち


という生活をしていると、からだの中に湿を溜め込みやすい状態になります。


そこに

梅雨のような、外側からも湿が多い環境が重なると、

外の湿邪の影響ももれなく受けやすい体質になってしまう、


ということですね。



【「脾は四肢を主る」=腕・脚をしっかり動かそう】

ここで予防法のひとつとして大事なのが、

「脾は四肢を主る」

→ 四肢(腕や脚)をしっかり動かすこと

です。


  • 腕・脚を動かす運動をすると脾を養うことができる
  • さらに発汗することで、からだに溜まった余分な「湿」を外に出す方向へ導ける


という考え方があります。

(もちろん、汗をかきすぎて脱水・熱中症にならないよう注意は必要です)



【雨の日こそ「室内でできる有酸素運動」を】

これからの季節、

「雨だから外に出られないし、運動はお休み!」

……と言いたくなる気持ちも分かりますが、

今の時代、YouTubeなどを見てみると

室内でしっかり身体を動かせる運動・体操、

初心者向け〜ガッツリ系まで色々な動画がたくさん紹介されています。

(ものによっては、かなりキツイやつもありますが…笑)


湿をさばいたり、自律神経を整えたりするには、

重い筋トレよりも、


有酸素運動(エアロビ・軽いダンス・リズム体操など)で呼吸を意識しつつ、全身を大きく使う動き


のほうが向いています。


  • 全身の気のめぐりが良くなる
  • 自律神経のバランスも整いやすい


という意味で、気分も鬱々しがちな梅雨どきには特におすすめです。


そう考えると、昔ながらのラジオ体操なんかも、

実はとてもよくできた全身運動です。


改めて「よく考えられてるなぁ…」と感心します。


というわけで――


「雨なので運動できません」という言い訳は、

通用しません( ̄ー ̄)ニヤリ



【紫陽花を楽しみに外へ出る日もつくろう】

とはいえ、ずっと家の中だけだと気が滅入ってしまいます。


ジメジメ〜と嫌な季節ではありますが、

この時期だからこそ楽しめるものもあります。


たとえば、紫陽花(あじさい)。


色合いの違い

咲き方のバリエーション

土や場所による微妙な表情の変化

など、じっくり見てみると意外と奥深くておもしろいんです。


雨が上がったタイミングや、少し曇りで涼しめの日をねらって、

お散歩がてら紫陽花を見に行くというのも立派な梅雨の養生です。


自然にふれてリフレッシュしつつ、

心のストレスもふわっと発散していきましょう。



【おわりに】

この梅雨のあいだに、


  • 食事を少しだけ軽く整える
  • 室内でもいいから「動く」習慣をつける
  • 晴れ間には外の空気と紫陽花を楽しむ


といったことを積み重ねていけば、

湿の季節を、逆に体質を整えるチャンスに変えることもできます。


そして私はというと――


水も滴るいい男になれるように…

走って、走って身体を絞りますかぁ!!


……と、相変わらず梅雨でもランニングはやめないつもりです。笑


皆さんも、ご自分のペースで「脾と湿」にやさしい梅雨の過ごし方、始めてみてくださいね。





いや…水も滴りすぎて、むしろカゼひくわっ!!

※ほんとにカゼ引くので真似しないで下さい

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鍼灸 縁庵

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