趣味がないは勿体ない!〜趣味をもって健康になる〜

query_builder 2023/01/17
茨木_鍼灸東洋医学自律神経
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趣味がない人が多い!?


皆さんは趣味を持っておられますでしょうか?

なんでもいいです。好きなこと、或いはもの。

私の場合は…ご存知のとおり『ランニング』ですけれども。笑


問診する中でお尋ねすることがあるのですが…

たまーに「趣味がない」という方もいらっしゃいます。


悪いことではないのですが…

やはり『ストレス社会』という言葉があるように

日々、ストレスは積もっていくものだと思います。


今でこそ、私も上手く発散することができるようになりましたが

社会人になってからランニングをしていなかった時期がありまして、

やはり学生時代、つまり成長期にもずっと陸上部に所属して身体を動かす習慣の中で過ごしていたものですから、

発散する場があまりなく、ストレスを溜めて溜めて…調子が悪い時期がありました。


便秘や不眠(まではいかないが寝つきが悪い)、身体がムズムズして落ち着かないなどの症状が出ていましたね。


近年、現代医学(西洋医学)でも

ストレスと痛みの関連性について述べられることも増えてきましたね。


でも実は…

東洋医学では既に2000年も3000年も昔からこの事は言っているわけです。


そういった意味では

"現代医学がようやく伝統医学に追いついた"

といっても過言でないかなと思います。



東洋医学でみるストレスとは?


東洋医学の立場ではストレスは五臓(肝・心・脾・肺・腎)に影響すると考えます。

その中でも特に影響を受けるのが

西洋医学でいう自律神経系のような働きも担う肝の臓です。

※西洋医学の肝臓(lever)とは概念が異なります。


肝の臓には疎泄作用という気を循環させる作用を持っています。

しかし、情緒的負荷(ストレス)により肝の臓へ負担をかけることでその作用が低下して気の滞りが発生し、様々な不調を引き起こしていることは、現代人においてよくある話です。


五臓にはそれぞれ特に負担のかかる情緒的負荷があります。


肝の臓の場合は"怒"です。

プンプン怒ること、イライラすることは肝に非常に負担をかけます。

しかし、東洋医学は中国の医学ですので、漢字が似ていれば意味合いも近くなります。


『怒≒努』

"努"…努めるですね。

"頑張り過ぎる"ことです。

気を張って努めすぎることは肝の臓への負担となります。


ここで少し厄介なのが、

昔ながらの根性論ってワケではありませんが…

性格上、気張れ過ぎちゃう人がいることですね。

頑張り過ぎちゃうのです。

悪いことではないのですが…

自身のキャパシティ以上に努めてしまい

長期的に考えると『元気の前借り』状態。

後々、歳を重ねてきた際にドッとダメージがくる方が多いです。



趣味がない人は趣味を持って健康に!


上記のように日々忙しくされている方…

主婦であったり、ダブルワーク、肉体労働などなど

そんな人達は"趣味がない"或いは"趣味を持つ時間がない"という方が多いのではないでしょうか?


日々疲れて…休みの日くらいはゆっくりしたい…

そんなお気持ちも非常にわかります。

でも、ダラダラ過ごすだけでなく

心身共にリフレッシュできるようなガス抜きをオススメ致します。


だからこそストレスの発散の場としての趣味って

割とキーになってくることもあるのです。

(趣味もどハマりし過ぎて、寧ろソレが病因になる場合も…。自分も気をつけねば…笑)


特に程よく身体を動かすことを趣味にすることはオススメですね!

身体を動かすことで気の滞りを、よりよく循環させることに繋がると思います。


私のように"走れ"とは言いません。笑


ただ、季節折々の変化を感じながらぶらぶらと散歩する程度でいいのです。


奥さま、お子さまなどご家族とお出かけ…

恋人とのアウトドアデート…

またカメラなんかを持って自然を求めて写真を撮りにお出かけもいいのではないでしょうか?


あと先日、朝ジョギングしていた際にふと見つけたのが

朝早起きして行っているラジオ体操!!

アレって本当に理にかなっているのだなぁ、と

今の歳になって思うようになりましたね。笑


あれを趣味にというより

習慣にしているご高齢の方々ってまさに生き生きしていますよね!

体操後に皆んなでお喋りをすることも、

一つ、ストレスの発散に繋がっているのかもしれませんね。笑


先の季節を健康に過ごすために


さて、まだまだ寒中真っ只中で

昨年のクリスマス寒波のような寒い気候が再び訪れる…と天気予報では言われておりますが

新春を迎え、来月には立春となります。

暦上では…春になるわけなのですね。


東洋医学的には春は肝の季節です。


肝の気が伸びやかになる季節でもありながら

肝へ慢性的に負担をかけている人は伸びやかになるどころか、寧ろ暴発してしまい、

肝の蔵の不調が起きやすくなる時季でもあります。


今からでも何か趣味を見つけて、

ストレス過度を軽減し、肝の気を正しく養い

心穏やかに春を迎えられるようにしましょう。


年度末が近づいてきますと、

環境の変化も相まって、ストレス負荷も増えてまいります。


大阪 茨木市の鍼灸 縁庵の鍼灸施術では

そういった環境変化にも心境の変化にも上手く対応できる身体作り、体質改善をお手伝い致します。


先の時季、先の季節へと先手を打ち、

健康にお過ごしできるようにしましょう!


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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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