二十四節気『立春』意味合いと過ごし方 〜東洋医学視点で〜
【二十四節気『立春』2023年は2月4日】
2月4日より節気は『立春(りっしゅん)』に入りました。
寒が明け…節分を経て、暦上ではいよいよ春の到来です!
といっても…日本列島はまだまだ寒い(笑)
旧暦では一年の始まりは、立春からとされていました。
ですので、八十八夜・二百十日・二百二十日など、雑節の起算日(第1日目)となっております。
春から1年が始まる、という考え方なわけですね。
しかし、立春を境に南岸低気圧が発生しやすくなるので…
寒さや荒天が続くことが多いのです。
また、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄りの強い風を『春一番』と呼び、
春一番が吹いた日は気温が上昇し、その後は再び寒さが戻ることが多いとされます…。
うーん…日本における本格的な春はまだまだ先かなぁ。
因みに日本の気象庁は、日本における春は3〜5月としています(笑)
確かにそのほうがしっくりくる気も…(^_^;)
【立春を3つに区分すると】
二十四節気を更に三つに分けた
七十二侯では以下のように区分されます。
初侯…東風解凍(はるかぜ こおりを とく)
☞暖かい東風(東=春)が冬場に張り詰めた氷を解かし始める頃。
次侯…黄鶯睍睆(うぐいす なく)
☞ ウグイスが鳴き始め、春の到来を告げる頃。因みにその年の一番初めに鳴くウグイスの声を『初音(はつね)』といいます。
末侯…魚上氷(うお こおりを のぼる)
☞春の暖かさで湖や川の氷が割れ、氷下で泳いでいた魚が氷の上に跳ね上がる頃。
初侯の”東風”と書いて”はるかぜ”と読むのか?
これまた東洋医学的な考え方で私は面白いなと思うのですがね。笑
この理由については最後に綴ってあります。
【立春の東洋医学的見解】
東洋医学の思想の一つである『五行学説』では、
あらゆる事象は木・火・土・金・水の5つの属性に分類される、と考えます。
その思想の中では春は「木」の属性(これは想像しやすいのではないでしょうか?)があるとします。
木(植物など)が芽を出す季節は主に春ですよね。
つまり「芽生える季節」。
コレを東洋医学では『発陳(はっちん)』表したりします。意味は『発生』とほぼ同義です。
立春は縁起がいい!!
と一般的にはされますが、
良いことばかりが芽生えるわけでもなくて、
身体の内部環境が整っていなければ、悪いものも芽吹く(発生する)ことがあるのです。
私は未然に口うるさく春に向けて運動をし始めましょう、や
ちょっと食事には気を使いましょうね…と
冬の間に言い続けてたのはコレがあるからなのです。
冬は『陰』の季節であり、蔵する季節です。
つまり静的で、溜め込む時季なのです。
これが春を迎え、陽に移り変わる際に溜め込んでいたものが活動し始めるのですが
余剰となったものが溢れ出て、陽を抑えきれずに暴発してしまう可能性があるのです。
『陽』は動的であり、春は”芽生え”というように気のベクトルは上方向です。
つまり、上部の症状が何かと発生しやすくなるのです。
目眩、耳鳴り、頭痛なんかがいい例だと思います。
(もう既に増え始めてきているのですが…)
あと、花粉症も鼻水、目のかゆみ、くしゃみ…
まさに上部の症状ばかりですよね。
また、年度末や年度始まり…など
環境の変化も大きい時期ですのでストレス負荷も大きくなる時期でもあります。
そういったストレスが所謂自律神経の乱れをおこし、
元々の体質素因に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
【立春以降の過ごし方は?】
東洋医学のバイブル、黄帝内経『素問』四気調神大論には
以下のようなことが記載されています。
「春三月,此谓发陈,天地俱生,万物以荣,夜卧早起,广步于庭,被发缓形,以使志生,
生而勿杀,予而勿夺,赏而勿罚,此春气之应,养生之道也。逆之则伤肝,夏为寒变,奉长者少。」
超簡単☆日野訳:
「春の三ヶ月間は発生の季節で萬物は栄えます。早起きして散歩をするようにしましょう。
衣服もゆったりしたものを羽織り、心もゆったりと穏やかに過ごしましょう。
コレが春に対応する養生なのです。コレを守らねば、
春に対応する肝の臓を傷め、夏には冷えの病を起こしてしまいますよ。」
と、こんなことが書いてあります。
夏なのに冷えの病!?
と思うかもしれませんが、
夏風邪や、冷房による冷え症など…
現代ではそういったものにも患いやすくなるのだと思います。
常に先の季節のことを考えて、養生しないとですね!
毎年花粉症のことで相談を受けることも多いのですが…これも同じことです(笑)
症状が出てからではなくて、未然に鍼灸施術や日頃の養生によって身体の中を整えて、
症状を最小限に抑えられるようにしましょうね。
人それぞれ生活環境や体質というものは違いますし、
目のかゆみ、かすみ、鼻水、鼻詰まり、肌荒れなどなど…
同じ花粉症でも何の症状が特につらいか…
しっかりと見極めさせていただいた上で、しっかりと対応させていただきます。
私も昔は花粉症がひどく、箱ティッシュを持ち運んだり、
眼が腫れ上がったり、発熱することもありましたが…
この医学…東洋医学・鍼灸というものであってからはかなり緩解しましたね(^^)♪
茨木市の 鍼灸 縁庵は花粉症はもちろん、それ以外の症状…
先程も申しましたように目眩、耳鳴り、頭痛、肩こりなどなど…
なんでも対応致しますので、まずはなんなりとご相談くださいませ!!
最後に…
この季節にはバレンタインというものがありますね!?
良いじゃないですか、まさに青春?笑
はい、食べすぎには注意⚠ということです(笑)
チョコは身体の中に湿・熱を溜め込みつつ
カカオ濃度が高いと、肝気を高ぶらせかねないので…
ぼちぼち楽しみましょう!
ちなみに『青春』は、もともと中国から来た言葉で、
五行学説で春=東の方角を示し、東方は四聖獣の”青龍”が守護するとされ、春=青から来たものだと言われます。
※Topの写真の龍頭は青龍かどうかは知りません(笑)
春=木=発陳=成長段階
という発想の元、日本では主に思春期時代のことを青春と言うようになったのかもしれませんね!
私には…バレンタインがウキウキする青い春…
あったかなぁぁ??
いや、ない。笑
鍼灸 縁庵
住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402
電話番号:090-3890-4915
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