気の流れる通路 経絡
さて、五臓六腑シリーズについて長く綴ってきました。
まぁ…
私が途中でサボっていたので
更新が飛び飛びだったために
長く感じるのもありますが(笑)
それはさておき…
これまでも『経絡(けいらく)』
という名前が頻繁に出てきました。
よく考えると…
経絡についてあまり細かく説明してなかったような…笑
ということで!
今回はその経絡について説明していこうと思います。
【経絡とは?】
経絡とはなんぞや?
このブログのタイトルで
スーパーネタバレをしているのですけれども…笑
はい、タイトルどおりの
”気の流れる通路”のことを指します。
でもこれだと、
この記事がもう終わってしまうので…^^;
詳しく解説していこうと思います。
まず、経絡というものは
経脈と絡脈を合わせたものの総称です。
・経脈
「経」は説文解字によると「織(はた)の縦糸なり」とある。
※横糸は"緯"。経度と緯度を想起してみるとわかりやすいのではないでしょうか。
縦糸に横糸を織り込んでいくことから、
経は”常”という意味もあり、
縦に通ることから、”通り道”という意味も持ちます。
つまり経脈とは人体内の深い部位で縦に走行し、
内外を通じ、経絡系統の主幹を成します。
・絡脈
と、いうことはですね。絡脈は横なのです。
完全に横!というよりはサポートのイメージですね。
因みに連絡の「絡」ですが…
これは両岸を結んで橋をかけること
を意味するようです。
絡脈は経脈から分岐して流れ、より細小な通路。
比較的身体の浅い部分を流れています。
つまり経絡とは身体中を網目のように張り巡っていて
気が流れることで身体全体を栄養しているのです。
大雑把には…
どのようなものかお分かりいただけたでしょうか?
図で表したら…こんな感じです。
↓↓↓
ー鍼灸大成より引用
いや、なんかもうスゴイことになってますよね。笑
でも、これは経脈のみで絡脈は記されていません。
この縦方向に流れる経脈からさらに枝を伸ばして、
より緻密に全身を網羅しているわけです。
因みに、経絡上にある◯は
経穴(けいけつ)といって、
いわゆるツボのことです。
ツボをなぜ『穴』という表現をするのか?
という話も面白そうなので…
次回は”ツボ”というものについて綴っていこうかな?
今まで経絡図を幾つかブログにも載せてきましたが、
五臓六腑それぞれの経脈を全てつなげるとこのように
全身隈なく張り巡っているのが分かりますよね。
こういった経路上にあるツボを丁寧に触れ、
気の流れを感じ取ることで経絡が
正常に流通しているかどうか、
更にはその経絡を通して
五臓六腑の状態を確認することができます。
できます…とは言いましたが、
勿論、訓練が必要です。笑
勘が悪い私は…これを身にするのに2~3年はかかりました。笑
嘘のようで本当の話。
だから私が体表観察する中で
「最近◯◯じゃないですか?」
「もしかして△△でしょうか?」
ということを言い当てたり、
尋ねたりするわけです。
まぁ、経絡上のツボだけを診て判断するわけではなく…
四診合参なのでそのほか、
舌・脈・お腹など別の部位も全て確認し、
問診情報を加味して考えるのですが。
【レントゲン(画像所見)で見えないものがみえる!?】
はい、このサブタイトルの通りですね。
と言いましても目視できるわけではありません。
見るではなく、”診る”ですね。
こういった経絡の状態から
五臓六腑の状態を伺うことができると、
レントゲン画像や、CT画像、MRI画像では写らなかった
身体の異常を察知することができます。
うちに来られる患者さんでも多いです。
「しんどい・痛いのに病院では異常なしと言われたのです」
私からしてみると、
本人が症状を訴えているのに異常がないわけがないです。笑
それは異常、原因を見つけられていないのと同義ですよね。
こういったものは東洋医学が強いところだと思います。
でも最近は、
肩こり、頭痛や腰痛といった痛みの症状も
「ストレスが原因です」と
診断するお医者さんも増えているそうな。
(私は病院に行かないので、患者さんから聞いた話です。笑)
そういった方を診てみると、
確かにストレスが原因の場合はありますが…
じゃあその、ストレスが原因として、
”なぜそこに症状が出ているのか?”
というところを診てあげないといけないですよね。
ストレスが原因でも
症状が出る場所は人それぞれなわけですから、
その人の身体を、その人自身を理解して、
体質から診て、体質改善してあげないといけません。
痛み=痛み止め
という一辺倒な考え方では
根本的な解決になりませんから。
痛みで例えましたが…
他の症状も然り。
やはり医学というものは『人対人』なわけです。
いわゆる気の交流。
そういった意味でも、経絡の状態を丁寧に観察し、
脈を診て、舌を診て…外面だけでなく、内面も
しっかりと確認していくのです。
最近経験したことですが…
病院では言われていなかった重大疾患を、
私は見抜きました(分かった瞬間、ゾッとしました)。
まぁ、この話もいずれ…できればいいなと思います。
では、今回はこの辺で…
次回は先ほども言ったように
ツボについて書いていこうかと思いますm(_ _)m
鍼灸 縁庵
住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402
電話番号:090-3890-4915
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