急な冷え込み・寒暖差で体調不良者続出!?

query_builder 2023/12/25
茨木_鍼灸東洋医学
カゼ 体調不良には鍼灸

今年は暖かい日が引っ張って、引っ張って…
ようやく12月中旬ごろから

全国的にグッと冷え込み始めました。

「秋あったんか!?」

とツッコミたくなる気分ですよね…笑

そんな最近、感じたこと。



体調不良者、多すぎやしませんか!?!?



知り合いでも多いし、
初診の方や、たまに来られる患者さんでも…
体調不良でキャンセルになったり

延期になったり…など…

やっぱこの寒暖差が堪えているなぁ、

と感じますね。

週1回以上、定期的に来られている方は
ほぼ体調不良なく、元気に過ごされております

日頃のアドバイスをしっかりと
守ってくださっている、というのも

後押ししてくれておりますけどね!

まぁ問診や体表観察をしている中で

「ん?怪しいかも?」と思った場合はすぐ対処し、

カゼを引き切らないように持ち直してあげます。

カゼというのは”風邪”と書きますが、
東洋医学ではこれを『風邪(ふうじゃ)』と呼びます。

風邪は”百病の長”とも言われ、
他の邪気を引き連れて身体を襲ってくることが多いです。


他の邪気というのは、

六淫(りくいん)の外邪である

『暑邪・湿邪・燥邪・寒邪・火邪』です。

(ここに風邪も加えて六淫です)


急にきた冷え込み…この場合、
風邪が連れてくるのは『寒邪(かんじゃ)』です。
まさしく”冷え”のこと。

併せて『風寒邪』というのですが、

これが襲ってきて身体の表面を流れて

身体を守っている”衛気(えき)”が乱されることで
カゼ症状が出たりするわけですね。


その外邪を身体から追い出そうとするからこそ
カゼを引いた時に発熱・発汗をするわけです。


発熱というものは身体の生理的な作用ですので

絶対な悪、というわけではありません。

(それでも高熱が出過ぎる、長引くと

気血が損耗されまくって色々な弊害が生じるので、

場合によっては解熱剤を使用することも

あろうかと思いますが…)


だから、カゼかな?と思った際は
早めにお越しいただくことがベターです。

(もしくは私が先に気づきますが…)
そのような場合には

冷えを飛ばすような処置をすれば、

すんなりと良くなっていきます。

これはインフルエンザや

コロナウイルスであろうが同じです。

理解さえしていれば、鍼灸は効きます。

もちろん体質素因も絡んでくるので、
カゼ引いたらここだ!
という、絶対的なツボはありません。
処置は人それぞれ、千差万別ということです。

ですので…
「カゼ引いたかな?とりあえず葛根湯飲もう!」
なんてことはやめてくださいね。笑


見事ヒットしたら、もちろん効きますが…

下手したら余計に長引かせたり、

悪化してしまう可能性すらあります。

これからの年末年始…
飲食の乱れも予想されますし、

何かと忙しない日々になるかと思いますので
病理は一段と複雑になりかねません…。


もちろん、普段から気を付けてもらえれば良いのですが
なかなかそうもいかない時季でもあると思うので…

(私も多分、正月は飲んだっくれています。笑)


怪しいと思ったら、早めにお越しくださいませ!


未病を治す!


これに尽きますね。


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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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