散歩のすゝめ 〜最も!?簡単にできる健康法〜

query_builder 2024/01/10
茨木_鍼灸東洋医学自律神経
散歩のススメ

みなさん運動はしていますか?


運動は健康に良い。


わかっていてもなかなかできない…

やり始めても3日坊主になってしまう…

いきなり運動って言われても敷居が高い…


そういった方は多いのではないでしょうか?


患者さんにも養生として、

健康のアドバイスとしてよく勧めるのが

『散歩』です。


英語で言うと歩くこと自体は”walk”であり、

これは歩行を意味します。


が、私の言っているのは…


“stroll”であり景色を味わいながら歩くこと、

つまり、ぶらぶらとのんびり歩くことです。


同じ”歩く”ことなのに何がどう違うのか…

と言うことを今回はお話ししていきます。



【なぜ散歩なのか】


先ほどもいったように散歩は

のんびりと、ぶらついて歩くことをいいます。


「よっしゃ!歩いたるぞ〜!」


と意気込んで一生懸命に歩く”ウォーキング”とは

また意味合いが異なってきます


現代社会はストレス社会と言われるほどに

普段から時間に追われ、日々忙しなく、

せかせかと生きている人が多いと思います。


つまり、気を張立っぱなしで生きている人が多い


気を張っている状態というのは…

東洋医学では「気滞(気の停滞)」

及び「気逆(気が上に昇る)」している状態です。


これは身体が緊張状態にあるということで、

いわゆる自律神経が亢ぶっている状態、とも言えます。


こういった神経の亢ぶっている状態が続いていると、

肩こり、頭痛、腰痛などの身体症状や

不眠、不安症、神経症などの不定愁訴が

出現するリスクにもなります。


歩く、を始めとした運動というものは

気の循環を促してくれます(特に有酸素運動)。


さらに歩いている足元を意識し、

地に足がついている状態をイメージすることで

一層、気を降ろしやすくなります。


ですから考え事しながら歩いたり、

スマホ触りながら歩いたり、

一生懸命にウォーキングするのではなく、


普段の忙しなさを忘れ、

時間に駆り立てられることもなく、

のんびり〜と、ぼけ〜っと

季節の移ろいを、自然を感じながら

歩くことがめちゃくちゃ良いのです。


東洋医学では

消化器に前半に関与すると考える『脾』の臓。

脾は四肢を主る、と言いまして…

この四肢とは手足のことですね。


手足を動かすことにより、脾は鍛えられます。


また、脾は”意智””思”の感情を支配します。

意智とは考え抜く力、知恵みたいなもので

思は思慮・思考することを指します。


散歩のような有酸素運動は、

呼吸が活発になり、体内のガス交換の効率が上がり、

脳に酸素が行き渡りやすくなります。


こういったことからも

思考能力がつくことがわかりますし、

考えがまとまって、前向きにもなってきます。


気の流れをよくしつつ、気を降ろして、

手足も鍛えられ、思考力も向上する…



本当にいいことづくし!!



しかしなかなか…

人って習慣にすることが難しいわけですが

頑張ってまずは2日1回からとか、

週に2~3回から!

とかでいいので頑張ってみてください。


これを2週間継続して習慣化してしまえば、

逆にやらないと気持ち悪くなってきます。


ルーティン化ってやつですね…!


特に寒い今の時季なんか外に出るのも億劫ですが…

(私も走りに行くのにいつも葛藤しております。笑)


やり終わった後は気持ちがいいものなので、

すこ〜し早めに起床して、朝の散歩や

日中の、少し時間ができた時に30分とかでもいいですので

まずは騙されたと思ってやってみてください。

気分転換にお散歩、してみてください(^ ^)


その良さは…



やればわかる!!!


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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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