めまい(目眩): 西洋医学と東洋医学の視点から
「最近ふらつく…」
「天井がぐるぐる回る…」
そんな“めまい”にお悩みではありませんか?
めまいは、内耳や脳の異常、自律神経の乱れ、
あるいは加齢など、原因が非常に多岐にわたる症状です。
しかし、「病院で検査しても原因がはっきりしない」
「薬を飲んでも改善しない」といった声も多く、
困っている方が後を絶ちません。
この記事では、西洋医学と東洋医学の両方の視点から、
“めまい”の原因と対処法を分かりやすく解説しています。
ご自身や身近な方の症状に
あてはまる内容があるかもしれません。
ぜひご一読いただき、
今後の対策のヒントにしていただければと思います。
【西洋医学的見解】
めまいの概要と分類
めまい(眩暈)とは、自分は動いていないのに
周囲や自分自身が動いているように感じる
異常感覚の総称です。
患者さんが「めまい」と表現する症状には
いくつかの種類があり、大きく次のように分類されます。
- 回転性めまい(Vertigo):
周囲や自分がぐるぐる回っているように感じるタイプ。
床や天井が激しく回転・揺動・傾斜するように感じ、
しばしば吐き気を伴う。
典型的には内耳の平衡機能障害で起こり、
「耳鳴り」や「難聴」を伴うこともある。
メニエール病もこの範疇に含む。 - 浮動性めまい(Dizziness):
ふわふわ宙に浮くような不安定な感覚や、
船に乗っているように揺れる感覚のタイプ。
明確に回転するのではなく、
フラフラとした動揺感が特徴で、
乗り物酔いに似た気分の悪さを感じることもある。 - 失神性めまい(Presyncope):
目の前が暗くなり意識が遠のくように感じるタイプで、
いわゆる立ちくらみがこれに該当。
急に頭に血がのぼらなくなることで起こり、
一過性に意識が朦朧とする感覚を特徴とする。
この他にも、「揺れて二重に見える」「体が傾く」など
様々な表現があり、人によって感じ方は色々とあるようです。
しかしいずれの場合も、平衡感覚をつかさどる内耳や視覚、
深部感覚からの情報と脳による統合に不調和が生じることで
起こる症状といわれています。
主な原因と関連疾患
突然起こるめまいの約80%は
内耳の異常による末梢性めまいといわれています。
良性発作性頭位めまい症(BPPV)や
「その他の末梢性めまい」が全体の約半数以上を占め、
メニエール病が約12%、一方で
中枢性めまい(脳卒中など)の割合は約6%に留まるなど、
末梢性の原因が大半を占めているといわれています。
(参考文献)
→https://www.taniguchi.or.jp/medical/dizziness/
西洋医学では、めまいの原因は
大きく末梢性(耳性)と中枢性に分けられます。
前述のように多くは内耳や前庭神経など
耳の異常による末梢性めまいで、
代表的な疾患には以下があります。
- 良性発作性頭位めまい症(BPPV):
耳の奥の三半規管内の耳石がずれてしまうことで、
頭を動かしたときに短時間の激しい回転性めまい発作が
起こる病気。寝返りをしたり起き上がった瞬間に
グルグルと目が回る発作が典型的で、
めまい疾患の中で最も頻度が高い原因の一つ。 - メニエール病:
内耳のリンパ液の循環障害により内リンパ水腫が生じて
発作性の回転性めまいを繰り返す疾患。めまいとともに
耳鳴りや難聴(主に低音域の難聴)を伴うのが特徴。 - 前庭神経炎:
風邪の後などに突発的に起こることがある、
前庭神経の炎症によるめまい。
突然の激しい回転性めまいが数日間持続するが、
耳鳴りや難聴といった蝸牛症状を伴わないのが特徴。 - 突発性難聴:
突然原因不明の難聴が起きる疾患だが、
内耳の障害が原因のためめまいを伴うケースもある。 - その他の末梢性めまい:
良性発作性頭位めまい症やメニエール病以外にも、例えば騒音性難聴(大きな音の暴露による内耳障害)や 薬剤性(抗生物質など)による前庭機能障害、 慢性中耳炎が進行した真珠腫性中耳炎など、 内耳・前庭の障害によるめまい全般が該当する。
一方、中枢性めまいは脳や神経系の異常によるもので、
頻度は高くありませんが重要な鑑別項目です。
代表的な原因には次のようなものがあります。
- 脳血管障害:
脳卒中(脳梗塞や脳出血)や椎骨脳底動脈循環不全など
脳幹や小脳の血流障害によってめまいが起こる。
突然の激しいめまいに加え、複視(物が二重に見える)や
構音障害、手足の麻痺など神経学的症状を伴う場合は
中枢性の疑いが高まる。 - 脳腫瘍:
聴神経腫瘍(前庭神経鞘腫)など小脳橋角部の腫瘍は、
進行すると徐々に難聴と平衡障害をきたし、
めまい症状を引き起こす。 症状はゆっくり進行しますが、
手術が必要になることもある。 - 神経変性疾患:
脊髄小脳変性症などの進行性の神経疾患では、
小脳障害により平衡機能が徐々に失われ、
慢性的なふらつき(非回転性のめまい)が生じる。
さらにこれら以外にも、全身の血液循環や
自律神経の問題でめまいが生じるケースもあります。
例えば起立性低血圧や起立性調節障害、不整脈や心不全による
脳血流低下では立ちくらみ様のめまい(失神性めまい)が
起こることがあります。
高血圧でも脳の血流が不安定になることで
同様にふらつきを感じることがあり、
貧血による酸素不足や、更年期障害やホルモン異常、
極度の疲労・睡眠不足・ストレスなども
めまいの誘因となりえます。
このように、めまいの原因は耳鼻科疾患から
循環器、神経内科、内分泌、精神的要因まで
本当に多岐にわたり、命に関わるものもあるため、
容易にみてはいけません。
診断方法(問診・検査)
めまいの診察では、まず医師による詳しい問診が非常に重要です。
症状の現れ方(回転しているのかふらつく程度か、発作の持続時間、きっかけとなる動作の有無)、
随伴症状(耳鳴り・難聴の有無、頭痛や神経症状の有無)などを
丁寧に聞き取り、末梢性か中枢性か、おおよその見当をつけます。
その上で、必要に応じて次のような検査を行います。
- 眼振検査:
めまい発作中にはしばしば
「眼球が不随意に揺れる(眼振)」ため、
その有無や方向を見る検査です。
特殊なゴーグル(フレンツェル眼鏡)や
赤外線カメラで眼球運動を観察・記録し、
眼振のパターンから末梢性か中枢性か、
ある程度原因部位を絞り込むことが可能です。
例えば、
BPPVでは頭位変換で誘発される特徴的な眼振が見られ、
中枢性なら上下方向の眼振や持続性の眼振が見られる、
といった所見があります。
- 聴力検査:
内耳が原因のめまいでは聴力低下を伴うことが多いため、
聴力を調べます。メニエール病では低音域の難聴が特徴的ですが、
自覚しない程度の難聴もあるため検査が重要です。
- 平衡機能検査:体平衡試験として、まっすぐ立って目を閉じたときの
ふらつきを見るRomberg検査や、その場で足踏みして
体が回転するかを見る踏み足検査(Fukudaテスト)などで平衡感覚の偏りを評価します。
さらに精密な検査として、 耳に温水や冷水を入れて
眼振を誘発する温度刺激試験(カロリックテスト)や、
動的平衡機能を調べる重心動揺計検査などが
行われることもあります。
- 画像診断:
MRI・CT検査は中枢性めまいを疑う場合に行われます。
脳幹や小脳に梗塞や腫瘍がないか、
または慢性的な脳血管障害所見がないかを確認します。
特に危険なめまい(命に関わる脳卒中など)を
見逃さないことが診断上重要です。必要に応じて
血液検査や血圧測定など全身状態の評価も行い、
貧血や甲状腺機能異常などの有無を調べることもあります。
このように問診・理学所見・検査を総合して
原因を特定していきます。
めまい診断は時間がかかりますが、
中枢性の危険な原因を除外し、
適切な治療方針を立てるために重要なプロセスです。
もちろん、中枢性に問題のあるような、
命に危険を及ぼす可能性のあるものは鍼灸は適応外です。
特に、手足のしびれ・ろれつが回らない・視界の異常(複視など)
などを伴う場合は脳の異常(中枢性)が疑われますので、
すぐに医療機関を受診するようにしてください。
鍼灸院でも「めまいがあって…」
と言って来られる患者さんも多いですので、
医師以外の我々鍼灸師もちゃんと知識をつけておいて、
”手を出していいものかどうか”の適切な判断を
きるようにしなければならないですね。
めまい持ちの患者さんが、
「いつもと違うめまいがする」といった場合には
本当に注意を払わなければならないです。
治療アプローチ(薬物治療・リハビリ・生活指導)
西洋医学におけるめまいの治療は、
原因に応じた対症療法と原因療法の両面から行われます。
- 薬物療法:
めまいそのものや随伴症状を和らげる薬、
および原因疾患に対する薬を使い分けます。
具体的には、内耳の血流を改善する
循環改善薬(イソソルビドなど)や
抗めまい薬(抗ヒスタミン薬、抗コリン薬)、
吐き気止め(制吐薬)、 不安を抑える抗不安薬、
内リンパ水腫を軽減する浸透圧利尿薬(グリセロールなど)、
炎症や免疫異常に対するステロイド、ビタミン剤などが
用いられます。
嘔吐があり、内服できない場合は点滴や注射で投与し、
慢性反復性の場合は必要に応じて漢方薬が
使われることもあります。
なお、原因疾患への治療
(例えば高血圧や不整脈の治療、貧血の治療など)も
並行して行い、めまいの根本改善を図ります。
- リハビリテーション:
めまいの多くは時間経過とともに
脳が適応して症状が軽快しますが、その適応を促すための
前庭リハビリテーション(平衡訓練)も有効です。
回復後だとこれは予防にもなりますね。
特に末梢性めまい(内耳・前庭の障害)では、
頭や目を動かすエクササイズやバランス訓練によって
脳が平衡感覚を再学習し、ふらつきを改善できることが
知られています。
例えば、急性期を過ぎた前庭神経炎や
慢性の両側前庭機能低下では、自宅での目標凝視訓練や
歩行訓練などを毎日行うことで日常生活動作の安定性を高めます。 - 外科的治療:
ごく一部の難治性めまいには手術も検討されます。
例えばメニエール病で内科的治療に反応しない場合の
内耳包帯術や前庭神経切断術、
また聴神経腫瘍に対する摘出術などが挙げられます。
しかし一般的なめまい患者で手術が必要になることは稀で、
まずは保存的療法で経過を見るのが通常です。 - 生活指導:
めまいは再発しやすい症状でもあるため、
日常生活での工夫も重要です。共通して言えるのは、
規則正しい生活と十分な休養を心がけ、
過労やストレスを避けることです。
寝不足はめまいを誘発しやすいため睡眠をしっかりとり、
長時間のパソコン・スマホ作業で目や首に負担を
かけ過ぎないよう注意します。
これは、現代人特有とも考えられますね。
そして適度な有酸素運動やストレッチで
平衡感覚を鍛えることも有益です。
カフェインやアルコール、ニコチンは
めまいを悪化させることがあるため喫煙は控え、
飲酒やコーヒーをはじめとしたカフェイン類は
控えめにしましょう。
また急に立ち上がる動作や頭を振る動きをゆっくり行う、
めまい発作時は無理に歩かず安全な姿勢で安静にする、
明るい光や大きな音を避ける、
といった対処も指導されます。
原因疾患別の細かな指導(食塩制限や水分摂取指導など)が
行われる場合もありますが、
基本的には身体のバランス機能を整える
生活習慣を維持することが再発予防につながります。
ここまでは西洋医学的な視点から
「めまい」を整理してきましたが、
ここからは東洋医学、特に中医学の観点から見た
「眩暈(げんうん)」についてご紹介していきます。
東洋医学的見解|
東洋医学における「目眩」の考え方
東洋医学(中医学)では、
めまいは古くから「眩暈(げんうん)」と呼ばれ、
その病態は「風・痰・虚」などによって起こるとされています。
これはすなわち、
風邪(ふうじゃ)が関与する
急激な身体・精神の変調(主に肝の異常)、
痰濁と呼ばれる体内の余分な水分の停滞、
そして虚弱…
すなわち気血や腎精の不足が、
めまいの主な要因になるという考えです。
五臓のうちでは、
特に『肝・脾・腎』の失調が深く関与するとされます。
- 肝の臓の問題
東洋医学でいう「肝」は、いわゆる自律神経の働きや
全身の血流・筋肉の緊張をコントロールする機能を
担っています(≒肝の気の条達・疏泄作用、血を蔵す作用による)。
そのため「めまいは肝に属す」と言われるように、
ストレスや精神的過労、 睡眠不足などで肝の機能が失調すると、
自律神経が乱れて脳や内耳への血液供給が不足し、
めまいを生じやすくなります。
現代医学でいうストレス性のめまいや、
自律神経失調によるめまいはこの「肝」の失調として
説明できるかと思います。 - 脾の臓の問題
「脾」(消化機能を司る)は、
「痰なくして眩暈なし」という言葉が示すように、
めまいと痰(=水滞)は密接な関係があります。
脂っこい物や甘い物・冷たい物の過剰摂取で
脾(胃腸)が弱ると、水分代謝が滞って
体内に痰湿(水の滞り)が生じます。
余分な水分である痰湿が身体にこもると
頭にも栄養が届きにくくなり、
頭が重だるくフラフラするめまいを引き起こします。
メニエール病のように内耳に水が溜まるタイプのめまいは、
典型的な「痰湿」による眩暈ではないかと考えられます。 - 腎の臓の問題
「腎」は東洋医学では生命エネルギーの源であり、
「腎は耳に開竅(かいきょう)する」と言われるように
耳(平衡感覚)とも深い関係があります。
腎の中でも先天的な精(エッセンス=エネルギーの源)や
発育、生殖を司る機能は腎精とも呼ばれ、
加齢や過労で腎精が不足すると全身の老化現象
(聴力低下や視力低下、筋力低下)が起こります。
結果として内耳の平衡機能も衰え、
高齢者に多い立ちくらみやフラつきとして現れます。
実際、年配の方の慢性的なめまいは東洋医学では
「腎虚(腎精不足)」の症状と捉え、
腎を補う治療を行う場合が多いです。
以上のように東洋医学では、
めまいの背景に精神的ストレスや
生活習慣の乱れがあることが多いと考えます。
身体の内部環境(臓腑のバランス)が乱れることで
「風・痰・虚」の邪が生じ、
清陽(頭部に送るエネルギー)が不足したり、
あるいは上逆してしまうために
ふらつきや回転感が起こると説明することができます。
主な病因・タイプ別の分類
東洋医学的に眩暈(めまい)を起こすパターン(証)は、
患者の体質や症状の現れ方によっていくつかに分類されます。
代表的なタイプとその特徴は次のとおりです。
- 肝陽上亢(かんようじょうこう)型(肝実タイプ):
ストレスや怒りなどで「肝」の陽気が上昇しやすいタイプ。 情緒的緊張が引き金となり、頭に血がのぼったように
カッとしやすく、イライラしがちな傾向があります。
めまい発作時は頭痛や顔のほてり(赤ら顔)、
目の充血を伴いやすく、耳鳴りがすることもあります。
比較的血圧が高めで、不眠傾向になる人も多いです。
※このタイプが進行すると
「肝火上炎(かんかじょうえん)」とも呼ばれ、
急性の発作性めまいに分類されます。 - 腎精不足(じんせいふそく)型(腎虚タイプ):
加齢や慢性的な疲労により「腎」の精が不足したタイプ。
いわゆる体力の衰えた高齢者や虚弱者のめまいです。
症状として足腰のだるさや物忘れ、耳鳴り・難聴、
頻尿、抜け毛や白髪の増加など、老化現象が目立ちます。
腎の精が不足すると「髄海(ずいかい)=脳」が
空虚になり、疲労を感じた夕方以降に
悪化するフラつくようなめまいが起きるとされています。
- 痰濁中阻(たんだくちゅうそ)型(痰湿・水滞タイプ):
水分代謝の失調で痰湿(水の滞り)が生じているタイプ。
体格的には水太りでむくみやすい人に多く、
雨の日や湿度の高い日に症状が悪化しがちなのが特徴です。
常に体が重だるく頭重感があり、
ひどい時は天井が揺れるような激しいめまいと
吐き気を伴うこともあります。
胃腸が弱く、食後に胃もたれや眠気を催す場合も
このタイプに当てはまります。
「痰湿めまい」はメニエール病などにも相当し、
耳閉感(耳が詰まった感じ)を伴うケースもあります。
- 気血両虚(きけつりょうきょ)型:
体を動かすエネルギー(気)と
栄養を運ぶ血がともに不足する虚弱なタイプ。
めまい以外に疲れやすく動悸がする、顔色が青白い、
食欲不振、不眠、立ちくらみなどの症状を訴えることが多いです。
出産や大病のあとや無理なダイエット、
慢性的な栄養不足でこの状態に陥ることがあります。
頭部への血流が十分でなくなるため、
フラっと眩暈がしやすく、休むと楽になる傾向があります。
以上の他にも、
「血瘀(けつお)タイプ」(頭部の血行不良によるめまい。頭部外傷の後遺症などで起こり、夜間に増悪しやすい)や、
「肝血不足により肝風が内動するタイプ」(貧血によるめまい等)
など細かく分ければ複数の証に分類されます。
東洋医学でも西洋医学同様に原因は様々で複雑なのです…。
しかし大まかには、
実証(余分なものが滞る)として
肝陽上亢・肝火上炎タイプや痰湿タイプ、
虚証(不足による)として
腎虚タイプや気血両虚タイプが代表的といえるでしょう。
体質別の傾向と養生法・食事指導
東洋医学では、
一人ひとりの体質に合わせて養生(日常の過ごし方)や
食養生を工夫することで、
めまいの改善・予防につなげることを重視します。
上記のタイプ別に、傾向と対策の一例を挙げます。
- 痰湿(水滞)タイプの養生:
水分代謝が悪いこのタイプの人は、
身体を冷やさないことが大切です。
日頃から冷たい飲食物や甘い物・脂っこい物は控え、
胃腸の負担を減らしましょう。
適度に汗をかく軽い運動や
入浴(ぬるめのお湯にゆっくり浸かる)を習慣づけ、
体内の余分な水分を発散させましょう。
飲みすぎにも注意しつつ、飲料では利尿を促す
ハトムギ茶やトウモロコシのひげ茶、
体を温める生姜入りのお茶などがお勧めです。
クーラーの効いた室内では温かい飲み物を摂り、
下半身を冷やさないようにすると良いでしょう。
- 気血両虚タイプの養生:
エネルギー(気)と血が足りないこのタイプでは、
十分な栄養と休養が第一です。
日々の食事で良質なたんぱく質(豆腐・卵・豆類)や
血を補う食材(緑黄色野菜(ほうれん草、人参など)・
鶏レバー・レーズン・プルーン・クコの実などのドライフルーツなど)を意識的に摂りましょう。
そして睡眠をしっかりとり、
疲れを翌日に持ち越さないようにします。
慢性的に疲れや立ちくらみがある人は、
手帳に食事内容や体調の記録をつけ、自分の体調が
どんな時に悪化するか把握すると良いでしょう。
自分の体質を知り、それに合った養生を続けることで
めまいだけでなく 他の不調も改善しやすくなります。 - 肝陽上亢タイプの養生:
ストレスが大きな誘因となるため、
心身のリラックスを心がけます。
十分な睡眠と、趣味の時間や軽い運動で
上手にストレス発散をしましょう。
イライラしやすい人は、菊花茶や決明子茶など
肝を鎮めるお茶を飲むのも一案です。
怒りっぽさや高血圧傾向がある場合、
塩分やアルコールを控えめにし、
辛い刺激物も取り過ぎないようにします。
食事ではセロリやミント、緑茶など清熱効果のある食材が
肝火を鎮めるのに役立ちます。 - 腎精不足(腎虚)タイプの養生:
エネルギーそのものが不足しているため、
無理をしない生活が大事です。
特に中高年の方は過労を避け、適度な休息を取り入れましょう。
食養生では黒豆・黒ゴマ・山芋・クルミ・アーモンドなど
腎を補う黒い食材やナッツ類がオススメです。
これらは腎の働きを助け、精を養うとされています。
下半身を冷やさないよう腹巻きをしたり、
生姜や桂皮(シナモン)で体を温めるのも良いでしょう。
必要に応じて漢方薬(例:六味地黄丸など腎を補う処方)で
体質改善を図ることもあります。
総じて東洋医学的なめまいのケアでは、
「めまいそのものを抑える」というよりは
体質の改善と養生によって根本から治していくことを目指します。
食事・睡眠・精神面のバランスを整えることで、
結果的にめまい発作の頻度や強さが軽減していくと考えられます。
日々の養生に加えて
漢方薬や鍼灸治療も体質に合わせて行われますが、
鍼灸ではその人にあった経穴(ツボ)を使用して
気血の巡りを改善し、自律神経を調整することで
めまいを治療します。
(※誤治を防ぐため具体的なツボの名称はここでは記載しません)。
東洋医学の視点を日常生活に取り入れることで、
西洋医学では原因不明と言われる慢性的なめまい症状も
軽減が期待できるかもしれません。
まとめ
めまいは西洋医学では耳や脳の障害による
平衡感覚の異常と捉えられ、
的確な診断と対症療法・リハビリにより多くは改善します。
一方、東洋医学では全身のバランス失調の現れとして捉え、
体質に合わせた根本治療と養生でアプローチします。
それぞれ視点は異なりますが、
「めまいに悩む患者の生活の質を向上させる」
という目的は共通しています。
両方の知見を上手に活用し、
自分の症状に合った対処法を見つけていくことが大切です。
各種のめまいに関する正しい知識を持ち、
必要に応じて専門医や専門家に相談しながら、
上手にめまいと付き合っていきましょう。
鍼灸 縁庵
住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402
電話番号:090-3890-4915
NEW
-
2025.06.29
-
2025.06.21【夏至(げし)養生】...「最近、本当に日が暮れるのが遅くなりましたね」...
-
2025.06.09なぜ月経の乱れ(生理...「生理周期が急に短くなった」「いつもより遅れて...
-
2025.06.07「初潮と閉経のしくみ...本記事では、前回の記事で触れられなかった 「初潮...
-
2025.06.05【芒種(ぼうしゅ)養...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 10.0px 0.0px...
-
2025.06.03生理(月経)を東洋医...既に女性疾患(生理痛|月経痛)について投稿して...
-
2025.05.29つらい生理痛の原因と...毎月やってくる女性特有の“あの痛み” ──下腹部をギ...
-
2025.05.23【小満の養生】湿と熱...「最近ジメジメして過ごしづらい…」「急に蒸し暑く...
-
2025.05.22【嘔吐(おうと)】そ...前回は「嘔気」…つまり吐き気について綴りました。...
-
2025.05.20「吐き気が続く…その原...【嘔気とは?】「なんとなく吐き気がする」「胃の...
-
2025.05.15【漢方と生薬の歴史】 ...「漢方って中国から来たんですよね?」「生薬って...
-
2025.05.08【立夏の養生】夏のは...5月上旬から始まる「立夏」は、暦の上で“夏の気”が...
-
2025.05.06お灸の歴史概略 ~古代...「お灸って、おじいちゃんやおばあちゃんがやって...
-
2025.05.03九本の鍼に託された知...「鍼灸にはなぜいろいろな種類の鍼があるの?」 「...
-
2025.05.01鍼はどうやって日本に...「鍼って中国発祥だとは知っているけれど、日本に...
-
2025.04.30鍼っていつからあった...「鍼って、いったいどれくらい昔からあるの?」「...
-
2025.04.29コーヒーを“養生薬膳”...「毎日飲んでいるコーヒー、本当に体に良いの?」...
-
2025.04.27「ラムとマトンの違い...「手足が冷える」「夜トイレに何度も起きてしまう...
-
2025.04.23氣と米の関係性から読...「氣」と書いて「き」と読みますが、 この“氣”とい...
-
2025.04.22たんぽぽコーヒー|な...先日、患者さんにこんなことを言われました。「妊...
-
2025.04.20「耳鳴り」の原因と対...「キーン」「ジー」「ブーン」……誰にも聞こえない...
-
2025.04.18めまい(目眩): 西洋...「最近ふらつく…」「天井がぐるぐる回る…」そんな“...
-
2025.04.17【穀雨の食養生】春の...二十四節気 穀雨とは? 穀雨(こくう)は、二十四...
-
2025.04.09【春の頭痛に鍼灸と漢...前回の記事で春特有の気候、環境の変化やストレス...
-
2025.04.07【春の頭痛】原因と対...【春に頭痛を訴える人が多い理由】 「最近、頭が...
-
2025.04.04二十四節気『晴明』食養生ようやく桜が満開のところも増えてきましたね。 皆...
-
2025.03.28なぜ”くしゃみ”と呼ば...前回はくしゃみ(噴嚏)のメカニズムについて記事...
-
2025.03.27くしゃみ(噴嚏)のメ...花粉症についての記事は過去に綴っていますが →花...
-
2025.03.18二十四節気『春分』食養生『春分』 2025年の春分は3月20日から4月4日の期間...
-
2025.03.16『春眠不覺曉(春眠暁...ある質問がありました。「春はどうして眠たくなる...
-
2025.03.13花粉症の東洋医学的見...前回は花粉症の現代医学的見解と、東洋医学的見解...
-
2025.03.12花粉症の東洋医学的見...この季節がやってきましたね…。既に鼻をズルズルい...
-
2025.03.11二十四節気『啓蟄』食養生p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2025.02.18二十四節気『雨水』食養生2025年の雨水は2月18日から3月4日の期間です...
-
2025.02.03二十四節気『立春』食養生2025年の立春は2月3日から2月17日の期間です...
-
2025.01.21二十四節気『大寒』食養生p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2025.01.12伝統鍼灸とは?一般の...昨年の話になるのですが…笑一般の方(鍼灸を受けた...
-
2025.01.07二十四節気『小寒』食養生今回は『小寒(しょうかん)』についての食養生で...
-
2024.12.21二十四節気『冬至』食養生2024年の冬至は12月22日から1月6日の期間です。 字...
-
2024.12.07二十四節気『大雪』食養生前回もお話しましたが…冬は『蔵』の季節であり、 ...
-
2024.11.25二十四節気『小雪』食養生p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.11.18二十四節気『立冬』食養生p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.10.25二十四節気『霜降』の...Microsoft Word - 二十四節気『寒露』『...
-
2024.10.12二十四節気『寒露』食養生1年を12分割で十二ヶ月。 更にそれを分割した二...
-
2024.10.07院内タペストリー 秋...院内では季節ごと、月ごとにタペストリーが変わり...
-
2024.09.242024年 10月 営業予定表p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.09.21院内タペストリー『秋...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.09.20院内タペストリー『月...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.09.19院内タペストリー『ポ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.09.09二十四節気『白露』食養生p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.08.27二十四節気『処暑』食養生p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.08.21院内タペストリー『檸檬』p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.08.20院内タペストリー『花火』p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.08.09『立秋』の食養生p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.08.098月営業予定p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.04.02夢を追いかけて…十数年...2024年4月1日私、院長の日野一輝は平成医療学園 東...
-
2024.03.203月20日『春分』これか...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.03.14身体だけじゃなく、道...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.03.07花粉症について 〜東洋...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.02.23東洋医学の診断 -舌診-...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.02.15三寒四温。体調不良の...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.02.09-書籍紹介-痩せて健...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; ...
-
2024.02.042月4日『立春』春先に...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.02.031月度 能登半島地震義...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.30大阪ハーフマラソン202...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.252月も間近!縁庵ではす...院内の手ぬぐいの額、タペストリーを変更しました♪...
-
2024.01.19美肌の秘訣は腸内環境...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.17茨木市民マラソン 優勝...1月14日(日)万博記念陸上競技場発着~万博記念公...
-
2024.01.16現代の食事はアホにな...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.15健康とはかけ離れた現...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.11お米は健康食材!〜東...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.10散歩のすゝめ 〜最も!...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.06能登半島地震義援金 は...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.05鍼灸 縁庵 昨日より202...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2024.01.03あけましておめでとう...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.312023年 滑り込みで仕事...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.28その身体の痛み、カゼ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.272023年ラストスパート...皆さまクリスマスはいかがお過ごしでしたか?子供...
-
2023.12.25急な冷え込み・寒暖差...今年は暖かい日が引っ張って、引っ張って…ようやく...
-
2023.12.23顔面気色診-面色萎黄-p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.22二十四節気『冬至』-...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.21顔面気色診-面色黧黒-p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.19顔面気色診-面色青-p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.18淀川寛平マラソン2023 ...2023.12.17(sun)淀川寛平マラソン2023 ハーフマラ...
-
2023.12.17顔面気色診-面色白-p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.15顔面気色診-面色紅-p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.14奈良マラソン2023 3年...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.11-顔面気色診- 肌からみ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.09-顔面気色診- 肌からみ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.07-顔面気色診- 肌からみ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.04月経痛・生理痛を東洋...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.12.02月経痛・生理痛を東洋...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.11.30福知山マラソン2023 走...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.11.28月経痛・生理痛を東洋...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.11.18『香り』からこだわる ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.11.16月経痛・生理痛と鍼灸...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.11.14肩こりを東洋医学で考えるp.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.11.08慢性腰痛を東洋医学で...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.11.06A.R.Eのアレと『鍼灸治...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.10.31鍼灸 縁庵 おかげさま...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.10.27身体の要となるツボ〜...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.10.20ツボって結局なに?p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.10.13季節の変わり目に体調...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.10.10気の流れる通路 経絡p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.10.07五臓六腑〜三焦〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.10.04五臓六腑〜膀胱の腑〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.09.15五臓六腑〜大腸の腑〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.09.09五臓六腑〜胃の腑〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.08.25五臓六腑〜小腸の腑〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.08.12五臓六腑〜胆の腑〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.08.10二十四節気『立秋』意...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.08.01【夏バテ対策②〜旬の野...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.07.29【夏バテ対策①〜甘酒の...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.07.24五臓六腑〜腎の臓〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.07.15五臓六腑〜肺の臓〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.07.12五臓六腑〜脾の臓②〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.06.23二十四節気『夏至』意...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.06.20五臓六腑〜脾の臓〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.06.17五臓六腑〜心の臓〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.06.15五臓六腑〜肝の臓〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.06.12五臓六腑について〜西...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.06.02津液(しんえき)〜東...さて、今回は気・血・津液(水)シリーズ 最後の...
-
2023.05.31血(けつ)〜東洋医学...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.05.28【東洋医学と漢字のロ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.05.18二十四節気『立夏』意...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.05.10気とはなにか?〜東洋...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.05.01五臓と五神について〜...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.04.29目眩(めまい)はなぜ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.04.26目眩(めまい)はなぜ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.04.21病の原因…六淫について...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.04.07走る鍼灸師の2022年度...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.04.03門出 -4年半師事した鍼...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.02.04二十四節気『立春』意...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.01.20二十四節気『大寒』意...【二十四節気『大寒』2023年は1月16日】 p...
-
2023.01.17趣味がないは勿体ない...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.01.06二十四節気『小寒』意...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2023.01.05謹賀新年〜新年ご挨拶〜p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.12.22二十四節気『冬至』意...【二十四節気『冬至(とうじ)』2022年は12月22日...
-
2022.12.07二十四節気『大雪』意...p.p1 {margin: 0.0px 0....
-
2022.12.05陰陽転化〜明るい人ほ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.12.03冬の過ごし方 〜現代人...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.11.30二十四節気『小雪』p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.11.24神戸マラソン2022 結果...2022年11月20日【神戸マラソン2022】に出場してき...
-
2022.11.17ストレスと身体と鍼…と...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.11.15院長もやってしまった...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.11.13東洋医学はカゼ症状に...前回、冷えからくる急性腰痛…つまりカゼを軽く引い...
-
2022.11.09腰痛 〜東洋医学の視点...過去の投稿はこちら→腰痛 〜東洋医学の視点から〜→...
-
2022.11.06腰痛 〜東洋医学の視点...Photo→『心斎橋 麓鳴舘』さん p.p1 {margi...
-
2022.10.30腰痛 〜東洋医学の視点...Photo→カフェ『UNPLUG』さん p.p1 {margin...
-
2022.10.27腰痛 〜東洋医学の視点...年明けに初詣で行った、足腰の守護神を祀る『護王...
-
2022.10.25走る鍼灸師大活躍!?p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.10.14痛くない!刺さない鍼...先日、当院の特徴の一つでもある刺さない鍼、痛く...
-
2022.10.1110月の診療予定p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.09.20流行りの"アレ"につい...坂本龍馬像 ―琴平市にてさて、前回は流行りの"ア...
-
2022.09.07流行りの”アレ”につい...先日、数日間院を空けることになったとき、窓辺に...
-
2022.08.29当院のお香 〜香りから...患者さんから「いい香り!」や「何のお香ですか?...
-
2022.08.259月の診療予定9月の診療予定です! 土曜日は今月も基本的には15...
-
2022.08.13誰でも出来る夏バテ対策!夏バテしてませんか?_(:3」z)_熱中症アラート…毎...
-
2022.08.09暑くても…暦上は秋!?...縁庵の新しい仲間たち。左から…コーヒーの木、トラ...
-
2022.08.058月診療予定アップが少し遅れました…。8月の診療予定です!8/1...
-
2022.07.27暑熱順化で夏に向けた...先日、 【24時間リレーマラソンin舞洲スポーツア...
-
2022.07.067月の診療予定p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 2.0px 0.0px;...
-
2022.07.03環境にも優しい服『院内着、新調しました』タマネギの服!?7月に入...
-
2022.06.10頭痛、肩こり、むくみ…...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.06.03こんにちは!6月の診療予定です6月も土曜日は基本...
-
2022.05.17p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.05.14美容鍼の考え方p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.05.05ユリカモメウルトラ70k...5月3日、兵庫県の武庫川にて『武庫川ユリカモメウ...
-
2022.04.26雨ニモマケズ…RUN&温...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.04.24自律神経を乱す!?マ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.04.235月の診療予定5月は3日(火・祝)は休診日、4日(水・祝)は〜15:00迄...
-
2022.04.22ランナーズフルマラソ...先週末は天気が一度、崩れ…気温が少し低下しました...
-
2022.04.18ストレスからの開放! ...京都 大徳寺 大慈院昨日、久々に京都をまったりと...
-
2022.04.14自律神経≒肝の蔵 東洋...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.04.09急性の膝痛が一撃で…!?京都市東山区 蹴上インクライン p.p1 {mar...
-
2022.04.07さくらの漢方!?『桜...京都円山公園内京都に3つ?だけしかないポケモン...
-
2022.04.05ストレス発散!五感で...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.04.02頭痛、肩こり、むくみ…...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; ...
-
2022.04.014月のスケジュール4月の予定表です。もう4月。。。2022年も3分の1が...
-
2022.03.28頭痛が散歩で治った!?前回、山登りランをした…と言いましたが、その時は...
-
2022.03.26見えないストレス!?...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.03.24四日市の青空にて。p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.03.22体質改善ならまずは食...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.03.17鍼灸とカゼ症状〜未然...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.03.13出てきた花粉症!今こ...p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px;...
-
2022.03.07スポーツ疾患も対応!...東洋医学って… スポーツ疾患みれるの?? なんと…...
-
2022.03.05春目前!それでもツラ...ここ最近、暖かい日が出てくるようになりましたね☀...
-
2022.03.03痛くない鍼!?茨木市...痛くない鍼ってなやねん!?当院では一回の施術で...
-
2022.03.01鍼灸院をお探しの方へ...この度新たにホームページを開設いたしました。鍼...
CATEGORY
ARCHIVE
- 2025/066
- 2025/059
- 2025/0411
- 2025/037
- 2025/022
- 2025/013
- 2024/122
- 2024/112
- 2024/103
- 2024/095
- 2024/085
- 2024/041
- 2024/033
- 2024/025
- 2024/0111
- 2023/1217
- 2023/117
- 2023/107
- 2023/092
- 2023/084
- 2023/074
- 2023/066
- 2023/055
- 2023/045
- 2023/021
- 2023/014
- 2022/124
- 2022/117
- 2022/105
- 2022/092
- 2022/085
- 2022/073
- 2022/062
- 2022/053
- 2022/0411
- 2022/0310