【夏バテ対策②〜旬の野菜〜】

query_builder 2023/08/01
茨木_鍼灸東洋医学
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前回は夏バテ対策として甘酒を勧めさせていただきました。


【夏バテ対策①〜甘酒のススメ〜】


「夏バテ対策の話はありがたい!」

と案外、好評いただいていますので

その②もやってみました。


お医者さんの知り合いの方にも

「視点が違うから面白い、勉強になる」というお声もいただき、

ちょっと嬉しかったのは…ここだけの話です。笑


さてさて…

今回はタイトルにもあるように旬の野菜の話をしていきます。


野菜…

好き嫌いがあるかもしれませんが、自然の恵みですのでね。

皆さん食べるようにしてくださいね。


ちなみに私はベジタリアンってほどではありませんが…

お肉よりは野菜の方が好きです。

嫌いな野菜はありません!(`・ω・´)キリッ



【夏の旬の野菜は?どんな働きをする?】


そもそも夏の旬の野菜はご存じでしょうか?


トマト、きゅうり、なす、レタス、ピーマン、

ニガウリ(ゴーヤ)、カボチャ、とうもろこしなどなど…


有名どころではこの辺りでしょうかね。


こうみてみると瓜類が多いですね。

野菜に含めていいのかはわかりませんが…

スイカやメロンも瓜の仲間で、

同じような働きをしてくれる面があります。


1つ1つ説明しているとキリがないので大雑把に、

もうざっくりと話しますが…笑


簡単にいうと夏の旬の野菜は

身体内の余分な熱を排除してくれます


これらの中には栄養学的には

"ほぼ水分で栄養価は低い"

とされるものもありますが…

東洋医学の考えは栄養云々ではなく、

「熱(余分な陽)をさばいて、且つ陰(水分)を補う」

ことができます。


利尿作用が働いてうまく尿として

熱を逃してくれるのは瓜類には多いですね。


やはり、その季節に自生する自然の恵み…

旬の食材というものはそれなりの意味を含んでおります。

(昨今では、農薬問題や季節関係なく食べられるように品種改良されたりと

なかなか難しい問題もあるわけですが…それは一旦、置いておきましょう)


また、熱をさばくのに長けた飲み物は

"とうもろこしのヒゲ茶"や"ルイボスティー”などです。

これらも陰を補いつつ利尿作用が働いて熱を尿として出してくれます

上記のとおりトウモロコシは旬の野菜ので、なんとなしにわかると思いますが…


「なぜにルイボスティー?」


と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


自然から摂れるものは、季節だけでなく地域によっても

その成分や働きが変わってくることがあるのです。



【地域(環境)でみる食材の性質】


先ほど言いましたルイボスティー。

これはアフリカに自生するルイボスという植物が原材料です。

アフリカは南半球に位置し、陽気が強い地域でもあります。


陽気の強い地域で自生するということは、

やはりそれなりの意味を持ちます。



ルイボスの場合は陰を養ってくれる作用があります(滋陰作用)。


なぜ、暑い地域(陽の強い地域)なのに陰のものがあるのか?



それは東洋医学の思想でもある『陰陽論』から説明できます。


”陰は陽を求め、陽は陰を求める"

という理論の一つですね。


この原理で言うと、

南国の果物(バナナ、パイナップル、マンゴーなど)も

身体を冷やします

今は夏なのでこういった南国の果物が美味しい時季ですが

食べすぎはご注意ですよ〜。



あと私的に面白いのはナッツ類ですね。

これらは非常に陽の気が強いです。


落花生(ピーナッツ)を想像してください。

あれは木の実が木から下に落ちて、

そこから新しい芽が自生していきます。


上(陽)から地面(陰)に向かって落ちる…


まさに陽が陰を求めている姿と言えましょう。


だから小さい頃に言われたことありませんか?

ピーナッツを食べすぎると鼻血が出るぞ、と。


陽が強いため、

食べすぎると逆上せて(気が高ぶって)鼻血が出るわけですね。


こういう風に食物を考えていくと面白いもんですね。



少し話しがずれましたが…

やはり旬のものにはそれなりの意味があるのです。


美味しくいただきながらも、

ご自身の身体を養って、

この暑い夏…暑さに負けずに乗り越えられるようにしましょう!


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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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