二十四節気『冬至』-最も陰が深い日-

query_builder 2023/12/22
茨木_鍼灸東洋医学
冬至 ゆず

本日は冬至。1年で一番日照時間が短く、夜が長い日。

冬の至り…陰の気が1年で一番深くなる日です。


事細かく…去年も綴っているのでそちらも読んでもらえたらなと♪

二十四節気『冬至』意味合いと過ごし方 〜東洋医学視点で〜


縁庵のロゴにもなっている、

陰陽太極魚図で見るとこんな感じです。





つまり、今日を境に暦状では、

後は陽へ向かっていくわけです。


とはいえ、まぁ…

冷え込み出したのが最近ですし、

寒波到来!いうてるし、

ほんまかいな!?

と思ってしまいますけれどもね…笑


でも、そういうものなのです。


ちょっとね…

昨年に細かく冬至について書きすぎて、


今回は何書けばええんや〜!?


ってなっているわけですが。。。



まぁ、寒くなってきましたからね。

温かい気持ちで読んでいただければ幸いです。笑


【陰が深くなるということは…】


当院は患者さんに第2〜3診目の際に、

現状における、その方のお身体についての説明を

チャート図に起こして、解説しながらしていきます。


その中で話す内容でもあるのですが…


「そもそも東洋医学とはなんぞや?」と。


先ほどの太極図でもあったように、

究極的にいうと…

人体も陰陽論で語ることができます。


気という眼では見えないが、

確かにあるエネルギーである

血・血以外の液体(津液)といった

水分でもある


これらが凝縮することによって

『人体』は形成されるのだと。


陽はよく動くものであり、

陰は動きの少ないもの、

陽は温かいもので、

陰は相対的に冷たいもの、

陽はのぼり

陰は下降する…などなど


あらゆる事物は陰陽で語ることができます。


季節においても勿論そうですよね。


今は陰の極まっている冬至です。


冬の脈は”石脈”と言いまして…

「水に石が沈んだような脈を呈す、

これが冬のあるべき脈」なのだと、

まぁ昔から古典にも書かれているわけで…

脈も勿論ですが、

ツボの反応も沈んで出ることが多いのです。


だから夏に比べると

鍼を深めに刺すこともあるだろうし、

少し長めの鍼を用いることが増えてきます。


このようにして、人体の反応もしっかりと

自然界と一致して出てくるわけですから…


”人間と東洋医学は一体だ”という概念である

『天人合一』の思想も、ほんまなんやなぁ〜。

と感じるのですよね。



【旬の食べ物のススメ】

この天人合一の考えのもと…

自然と人間は一体だと考えると、

やはり、旬のものって

その時季の体を養うのに長けているんです。


昔の人の知恵ってすごいんですよね。


冬至といえば、柚子。

そしてカボチャが特に有名ですよね。


これらは身体を程々に温めてくれたりもするのですが、

カボチャには”潤す”作用もあるので

摂りすぎると水分の停滞を起こし、

結果、冷えにつながる可能性があるのでご注意。


私のおすすめは、

ゆず茶やカボチャスープにすることですね。


身体の中からポカポカしますし、

気持ち的にもホッとしてリラックスもしますよね♪


”温活”という言葉がこの時季になると

よく耳にするようになりますが…

こういった季節折々のこと、ものを楽しみながら、

身体だけでなく、心もポカポカに

なれるようにしていきましょうね!


ほんまに思いつきで書いた記事ですが…

最後まで読んでくださり、ありがとうございました〜!



おかげで



私の心も…ポカポカに!?笑




さて、今晩は柚子風呂が楽しみです(^ ^)

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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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