神経痛(しびれ・痛み)について

query_builder 2026/01/19
茨木_鍼灸
広義の神経痛を想起できるようなイメージイラスト

「ピリピリと電気が走るような痛みが続く」

「痛み止めを飲んでも、なかなか良くならない」

「検査では異常がないと言われたが、痛い」


こうした症状は、一般的なケガや筋肉痛とは異なる

いわゆる「神経痛(神経障害性疼痛)」と言われます。


「神経痛」はよく耳にするワードでもあるかと思います。


今回は、この神経痛について

西洋医学の視点、

東洋医学の視点でみていきましょう。


【西洋医学から見る「神経痛」とは?】

一般的に「神経痛」と呼ばれるものは、
西洋医学では「神経障害性疼痛(ニューロパチックペイン)」として分類されることが多いです。


これは、切り傷や打撲のように

「患部が傷ついている痛み」ではなく、

神経そのものの損傷・圧迫・機能異常によって、

神経が過敏に興奮してしまっている状態を指します。


《よくある症状の特徴》

  • 異常な感覚:ビリビリ、ピリピリ、ジンジンする
  • 灼熱感:ズキズキではなく、焼け付くような痛み
  • アロディニア:服が触れる、風が当たるなどの「普段なら痛くない刺激」で激痛が走る
  • 放散痛:痛みの場所が「点」ではなく、神経の通り道に沿って「線」や「帯」状に走る


【主な原因】

神経痛には様々な原因が隠れています。


  • 圧迫・狭窄:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛など
  • 感染症の後遺症:帯状疱疹後神経痛(PHN)
  • 代謝異常:糖尿病性神経障害
  • その他:手術後の後遺症、三叉神経痛(血管による圧迫など)、多発性硬化症など


【一般的な治療法(病院での対応)】

神経痛には、一般的な痛み止め(NSAIDsなど)が効きにくいことが知られています。

そのため、ガイドラインでは以下のようなアプローチが取られます。


  • 原因治療:ヘルニアや糖尿病など、大元の病気の治療
  • 薬物療法:抗うつ薬や抗てんかん薬(神経の興奮を抑える薬)などが処方されます。
  • ブロック注射:神経の伝達を一時的に遮断し、痛みの悪循環を断つ処置。


【東洋医学から視る「神経痛」】

東洋医学では、「神経痛」という病名だけで判断せず、

「なぜ痛むのか(原因)」

「どこが痛むのか(経絡)」を分析して

一人ひとりに適した治療方針(証)を立てます。



【痛みの原因:2つの「痛む理由」】

東洋医学における痛みの原則は非常にシンプルです。


  • ①不通則痛(通らざれば則ち痛む)
    気や血(けつ)の流れが何らかの原因で「滞る・詰まる」ことによって起こる痛みです。

    外からの影響(外邪): 冷え(寒)、湿気(湿)、風などに当たり、巡りが悪くなる。

    内側の問題:情志(感情)の失調、血行不良、老廃物などが邪魔をしている。
    ※感情が体調に及ぼす影響については過去記事をご参考ください。
    五臓と五神・七情

    特徴:発症時期、痛みの質、症状悪化の条件などで原因となるものを絞り込んでいきます。


  • ②不栄則痛(栄えざれば則ち痛む)
    気や血が不足し、神経や筋肉に「栄養が行き渡らない」ために起こる痛みです。

    エネルギー不足:加齢、過労、産後、大病の後などで、身体を養う力が落ちている状態(例:腎虚・気血両虚)。

    特徴:疲れると悪化する、冷えるとつらいなど

①か②、つまり…

流れが悪くなって痛み及びシビレが出るのか?
栄養不足で痛みが出るのか?

に分けて考えるということです。


【痛みの場所:「経絡(けいらく)」の診断】

例えば「足が痛い」といっても、

痛みが走るラインによって、治療すべきツボの系統(経絡)が異なります。


  • 太ももの裏側(お尻〜ふくらはぎ〜小指側):「足太陽膀胱経」を疑う
  • 脚の外側(ズボンの縫い目ライン):「足少陽胆経」を疑う
  • 脚の前側(すね・胃の経絡):「足陽明胃経」を疑う
  • 脚の内側:「肝・脾・腎経」を疑う


「どの部位」を痛がっているかを確認し、
さらに「どの動きで痛むか、シビレが出るか」を診ることで、不調を起こしている臓腑・経絡を特定します。


今回は、脚で例えましたが

これは顔面神経痛や肋間神経痛でも同様です。


【当院の治療方針】

今、目の前の患者さんが持つ「神経痛」は


どの経絡の異常なのか?

そして、

「不通則痛」なのか?

「不栄則痛」なのか?
あるいは両方混在しているのか?


また、そもそもの原因となるものは何か?


を問診や、体表観察にて明らかにします。


そして、体質素因を考慮した上で

一人ひとりに合った施術方法で治療いたします。


ただ、治療するだけでなく

より早い病からの脱却、そして再発予防を目的とし、
セルフケアや養生法をお伝えし、

再発しにくい身体づくりをサポートします。



「その痛み、諦めないでご相談ください」

「薬を飲んでいるけれど、すっきり治らない」

「季節の変わり目にいつも痛くなる」

神経痛に対して、このようなお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。


当院も同じように悩まれ、来院される患者さんはたくさんいらっしゃいます。


そして、症状が和らぎ、

「やりたいことができるようになった」

「薬を飲まずに過ごせるようになった」

とのお声もたくさんいただいております。


今までにない、東洋医学の視点で考えることにより、

悩んでいた「痛み」の解決の糸口を見つけられるかもしれません。


なかなか苦戦している問題があれば、ぜひ一度ご相談ください。

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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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