健康とはかけ離れた現代食とは?

query_builder 2024/01/15
茨木_鍼灸東洋医学自律神経
不健康な現代食

前回までで消化器全般に

関与するのは脾の臓であり、

脾の臓は肌肉(脂肪部分)や

四肢(手足)に関与する、

というお話をしました。


散歩のすゝめ 〜最も!?簡単にできる健康法〜



お米は健康食材!〜東洋医学の視点で〜



さらに、その脾の臓を健やかにするのは

手足を動かすような運動をしたり、

『甘味』の食品を程よく摂取することであり、

この甘味というものは穀物の甘さですよ〜


と…前回までの話が

たったこれだけで済んじゃいました。笑


今回はこの甘味にフォーカスしてお話ししていきます。


【現代の食事は質が悪い?!】


現代は食の文化が欧米化し、

さらには味を追求して発展するとともに、

質の悪い食事が増えている、ともいえます。


質の悪い食事とは…

ここでは”自然なものからかけ離れたもの”

と考えたいと思います。


例えば…

日本で最もよく使われている砂糖の一種の上白糖。

これは加工を重ねる上で

ミネラルが全て抜け出してしまっているので、

甘いだけの糖しか含まれていない砂糖です。

つまり…

ただのカロリーの塊です。笑

身体に言い訳がありません。


原料であるサトウキビから

もう、かけ離れてしまっていますよね。


で、あればきび糖や甜菜(てんさい)糖など

より自然に近いものを

選んだほうが身体にも優しいでしょう。


イメージとしてはこのような感じです。

質の悪いもの。


今では当たり前になっているけど、

意識して、自分の体調管理していると

「あ、これはアカンやつやな」

っていうことがわかってくると思います。

身体に反応が出ていることを

感じるようになってきます。


どんな反応か?どんな症状か?

次項で紹介していきます…。



【日本人には小麦は合わない?】


食の欧米化が進み、今では小麦製品が

たくさん摂られるようにもなりました。


小麦自体も穀物ですから、

本来は悪いわけではないんですが…

小麦の製品って、

基本的に『練って』いますよね?

練るということはつまり、

凝縮させて密度が高くなっているわけですから、

穀物の甘味といえども、

簡単に過剰摂取になってしまうのです。

カロリーが高いのも凝縮しているからですよね。


さらには今の小麦って、

美味しいように

品種改良(遺伝子組み換え)されていて

現代の小麦に含まれるタンパク質(グルテン)は、

人体では消化がしづらく、過剰に摂取すると

大腸粘膜の炎症が起きる、と言われています。


だから元々米文化である日本人なんかは、

小麦をとりすぎると腸内環境が悪くなりますし、

グルテン不耐症が多いのも、

こう言ったことが理由になります。


お肌も荒れるし、精神的にも不安定。

お腹が張ったり、緩くなったり或いは便秘。

集中力が散漫、眠気が強いし、体もだるい…など


グルテン不耐症はこのような症状が現れます。


甘味料も同じです。

砂糖の代わりになり、

且つカロリーを抑えられるように

開発されたものがほとんどだと思いますが…

やはり『甘味』なので

脾の臓は反応してしまいますし、

基本的には自然にない、添加物。

加工されたものですので、

人体の消化に影響が出てくることもわかります。

(自然甘味料もありますが…

結局これも自然由来のものを使って

加工はしているので違いありません)


ローカロリーだからOK、

カロリーオフは正義、

なんてことは絶対にないです。


大事なのは”質”!!

質が悪けりゃ、腸内環境を悪くして、

結局は太りやすくもなるし不健康になるので

勘違いのないようにご注意です。


では、次回は…

現代の食事は「アホになる」

という話をしていきましょう。笑

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鍼灸 縁庵

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