現代の食事はアホになる!?本当の健康とは?

query_builder 2024/01/16
茨木_鍼灸東洋医学
アホになる現代食

前回までの東洋医学で

消化器全般に関連すると考える

脾の臓の話と、

現代食は不健康なものだらけ、

という話の続きで…


今回は「アホになる」食事について

お話ししていきます。笑


なんともインパクトのある

タイトルですけれども・・・。


前回までの内容がわかっている前提で

綴っていきますのでまだ読んでない方は…

軽く読んで頂ければと思います。




お米は健康食材!〜東洋医学の視点で〜



健康とはかけ離れた現代食とは?



東洋医学でいう脾の臓は

『甘味』を程よく取ることで

健やかに働くことができる…

ということは既に述べております。


さらに、


思虜・意智といった思考すること、

知恵を働かせることなどにも関与し、

一種の精神や脳の活動も

担っていることも述べたとおりです。


つまり…

脾の臓が弱ってくると

こういった思考能力というものが

低下するのです。



【アホを回避して健康になろう


例えばですが…


ご飯を食べた後、頭がぼーっとしたり、

眠気が強くなったり、

だる〜くなること…ありませんか??


これ、まさしく脾に負担がかかって、

脳の働きに影響が出ている状況です。

いわゆる「アホ」な状態になっているのです。


この現象を現代医学的に解説すると、

食事により血糖値が上がった後、

インスリンという血糖値を下げるホルモンが

膵臓から分泌されて血糖値が

急激に下がることによって

脳が低血糖状態を起こすからなのです。

(このことからも膵臓も東洋医学では

脾の一部に含まれると考えられます)


こんな科学的なことを、

3000年も前の中国人は

経験の上で既に知っていたのです…。


すごいですよね。

それこそ、知恵です。

ほんとうに身体に良い、質の良いものを食べ、

脾がしっかりしているために

相当頭がキレたのかもしれませんね…!!


中国人に限らず、

古代ギリシャのソクラテスやプラトンなんかも

ものすごい博識でしたよね。

なんかもう知識の範囲が広すぎて、

逆に頭の中がどうなってんだか…

って感じですが。笑



さてさて少し話は逸れましたが…

低血糖になって頭がぼーっとする、というのは

その時々の一時的な現象の話ですが…


これが慢性的に続くとどうでしょう?


高GI値の食品、白糖、

食品添加物…などの質の悪い食事。


ずーっととり続けていると

腸内環境が最悪な状況になり、

脾の臓への負担をかけ続けると…


慢性的に思考能力が低下して、

考え抜く力が出ない。


思慮することができないと

挙げ句の果てマイナス思考へと傾いてしまい、

ストレスへの耐性も低くなってしまい

精神疾患にまで及ぶ可能性もあります。


本当に食事って大事なのです。

四肢を動かす、運動って大事なのです。


今までの話、繋がってきましたか?


健康というものは身体だけの話ではありません。

身体は鍛えていても、思考力がなけりゃ…

それは『脳筋』というやつです。笑


精神状態、思考状態も健康でなければ

真の健康である、とは言えません。


健全な精神は、健全な肉体に宿る。

と言いますが…逆も然り。


健全な肉体は、健全な精神があるからこそです。


少しずつでいいので…

本当の”健康”を目指して、

食事内容の見直しや

運動習慣を取り入れていってみましょう!!


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鍼灸 縁庵

住所:大阪府茨木市永代町6-19 近藤ビル402

電話番号:090-3890-4915

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