美肌の秘訣は腸内環境!? 〜東洋医学の視点で〜

query_builder 2024/01/19
茨木_鍼灸東洋医学
美肌の秘訣.肺と大腸

今まで消化器系の話をずっとしてきました。

割と噛み砕いて話していたつもりだったのですが…

いかがでしたでしょうか?


割と、内容が難しい…と指摘されるので

いかに簡単に話すか、を最近意識しているのですが。笑


と、言いつつ…


今回はちょっと難しい話かも。。。


結論から言うと、

タイトルのとおりです。


以前にグルテン不耐症の話をチラッとしましたが…

→健康とはかけ離れた現代食とは?



腸内環境を整えると言うことは、

お肌がキレイになります。


そして頭もしっかり働いて、

四肢(手足)も俊敏に、しっかりと動きます。


この中から今回は…

お肌がキレイになる、

ということにフォーカスして話していきます。



【腸内環境が良い状態とは?】


消化器の中でも大腸は排便に関与すると言うことは

誰しもがわかっていると思います。


東洋医学でも同じ考えで、

大腸は「伝導の腑」と云われています。

つまり便を外へ向かって送っていく、

=排便を促すということですね。


現代医学的に大腸の働きを簡単に言いますと、

水分やミネラルを吸収して糞便を固くしていきます。


そして大腸壁より粘液が分泌されて

一種の解毒作用のようなものも働くのですが…

そこで活躍するのがよく耳にする

ビフィズス菌やら乳酸菌などの腸内細菌です。


このお腹の細菌たちが、

身体の中に入ってきた毒素に対して

「おりゃー!」って戦って

解毒してくれるわけですね。


これらの腸内細菌がしっかり働く、

及びたくさんの闘える菌を保有することが

腸内環境が良い、ていうやつです。


逆に腸内細菌が活発的に機能せず、

腸の動きも悪くて便が滞留した便秘状態だと

毒素を吸収し放題なわけですね。


だから腸内で吸収された毒素が

身体全体に流れることによって…

免疫機能の低下を起こしたり、

お肌の荒れとして現れたり、体臭や口臭など、

そういったものに反映されるわけですね。


海外の方の体臭が日本人より強いのは、

肉食文化で、日本のように発酵食品を

あまり摂る習慣がないからだとも言えますね。

お腹の中の状態がまるで違うんです。

(人種によって身体の構造自体が違うので、

それはそれでバランスを取っていますが…)


ここまで大腸にまつわる話をしてきました。

そしてここからが以前にも紹介しましたが…

五臓六腑を基本概念とする蔵象学(ぞうしょうがく)

→五臓六腑について〜西洋医学の内臓学との違い〜


この東洋医学の視点でお話ししていきます。


【大腸を整えることは肌の調子を整える】


大腸の腑と表裏の関係にあるのは肺の臓です。


肺の臓は呼吸器に関連するのはもちろんですが、

呼吸器=外部とのガス交換の場所であり、

一番外部からの良い意味でも悪い意味でも

影響を受けやすい場所でもあります。


そういった意味では

免疫系にも関与してきますし、


外部と常に連絡を取る場所、ということで

臓器の中でも

最も浅い部分(上方)に位置しております。


そして肺は「皮毛を主る」と言われ、

皮膚や産毛(うぶげ)にも関与しています。


皮膚も身体の器官でいうと

肺と同じように一番浅い部分です。


肺が健やかであると、対応する器官である

皮膚もハリがあって艶やかで元気な状態になります。


よくあるのが…アトピー性皮膚炎。


アトピー持ちの人は

喘息を同時に患っている方、多いです。

(特に小児喘息と併発することが多い)


皮毛と呼吸器。

肺の臓の話から繋がっていることが

わかっていただけたかと思います。


先ほどの肺ー大腸の表裏関係…

つまり大腸が健やかである(腸内環境が良い)と

肺も健やか(免疫力が高まり、肌もキレイになる)

になります。


それに現代の医学において

免疫機能を発揮するリンパ球の60%は

腸管に含まれている、と言われています。


まさかね、肺と大腸が関係していて

皮膚と呼吸器、免疫系が繋がっているなんて、

なかなか想像できないですよね。


でも昔の人は、

経験でその知識を獲得していたのです…!

非常に身体の反応に対してデリケートだったのでしょうね。


つまり自分の身体を、ヒトの身体を

統計上の数値や、いちいち顕微鏡でどうだとか言わずとも

気の状態で、或いは体感で理解していた。


本当に感覚が鋭かったのだと思います。

そりゃあ…

昔の人は鍼灸も上手かったんだろうなぁ…

と思いますね。



これはおまけ話ですが…

私の祖父の話。


私の祖父は60を過ぎても

現場仕事で身体を動かすような人でした。


しかし一度、

インフルエンザ肺炎を起こしたことがあり…

(この時はまだ私も学生で手も足も出せませんでした)

治ったと思いきや、大腸癌を起こして手術。


そこから再び肺炎を起こして…

もう仕事ができない状態にまで弱ってしまいました。


これも肺ー大腸ですよね。


今になって非常にそう思います。

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